無線綴じはページを完全に開ききることが出来ないため、ノド付近文字は食い込んで見えなくなる・読みづらくなります。
見えないと困る文字や図はノドから離してレイアウトしてください。
特に文章はノドから15mm程度離してレイアウトしたほうがバランスがよく、読みやすくもなりますのでオススメです。
表2・表3とそれに隣り合う本文ページのノド側については、それぞれ約5mmが完全に隠れますのでご注意ください。
※PUR製本はオンデマンド印刷のみとなります。オフセット印刷の場合はPUR製本ではなく一般的なEVA製本となりますのでご注意ください。
※EVA製本の場合は、PUR製本よりも大きくノドに余裕を持たせるのがお勧めです。
読ませたい文章や見せたいオブジェクトは、読みやすさやバランスを考慮して 小口・ノドともに 20mm程度余裕をもたせるのがおススメです。
ご入稿データをそのまま面付けし印刷しますので、弊社でノド部分に余白を持たせるなどの修正は行いません。必ずお客様自身で余白などを含んだレイアウトをお願いします。
見開き写真について
PUR製本では、従来の無線綴じよりも開きが良いため、見開き写真もこれまでよりも見やすくなりますが、ページ数・サイズ・用紙の厚さによって開き具合が変わるので、見開きの中心部分に「メインとなる被写体」や「重要な文字」等がこないようにレイアウトしてください。
従来の無線綴じ製本用にわざと小口側にズラしたデータを作られている場合
PUR製本はノド元の開きがよくなるため、従来の無線綴じでは隠れていた部分が見えてしまいます。
従来の無線綴じ用に意図的に絵柄を左右それぞれの小口側にズラして見開きのデータを作成されている方は、 絵柄が繋がったデータに修正をお願いいたします。
※ページ数・サイズ・用紙の厚さによって開き具合が変わるので、見開きの中心部分に「メインとなる被写体」や「重要な文字」などをレイアウトしないようにしてください。
「表2」と「本文1ページ目」、「本文最後のページ」と「表3」はノド側5㎜が完全に隠れます。
表2・表3とそれに隣り合う本文ページのノド側については、糊が付くため5mm程が完全に隠れますのでご注意ください。
データ作成の際には重要な文字などが隠れないように、充分余裕をもってレイアウトしてください。